ジョイントヘルス

健康な関節とは、関節のことを意識しない状態、または関節の存在を感じない状態です。子供の時、膝や肩のことを意識したことはなかったはずです。滑らかで、全く違和感のない状態が真に健康な状態であると考えています。振り返って、膝の靱帯損傷後、肩関節周囲炎後、変形性股関節症のリハビリテーションで、関節のことを全く気にしない状態にまで回復させるのは容易ではありません。RISでは、関節のことを忘れてしまうくらいに滑らかな関節運動の獲得をゴールとし、そのための治療法やトレーニング法についての研究・追求を続けていきます。

リアライン・コンセプトの適用

リアライン・コンセプトはもともとスポーツ外傷や関節疾患のリハビリテーションから生まれました。関節の理想的な運動を取り戻す前に可動域や筋力、またそれ以上の硬度な運動機能を求めてもスムーズな回復は望めないことは明らかです。理想的なアライメントとキネマティクスを獲得することを最優先とし、スムーズで違和感や不快感のない他動運動を獲得することを治療の最初のゴールとして、治療を進めていきます。

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治療技術

治療の中で、初期の段階で達成すべき重要な要素が3つあります。

① 理想の他動運動を取り戻すこと
② 理想の関節運動をコントロールできる筋の機能を取り戻すこと
③ 運動中の痛みを取り除くこと

以上が実現できれば、関節疾患の治療はたいへんスムーズに進みます。一方で、これらのうちどれか一つでも不十分だと理想の関節運動、意識しないレベルの円滑な関節運動を取り戻すことはできません。3つの要素を達成するための治療技術を徹底的に磨き上げる必要があります。その中でRISとして重視しているのは以下の3つになります。

・精密触診(発痛源の同定、癒着の同定)
・組織間リリース(癒着のリリース)
・リアライン・エクササイズ(他動運動を最適化するエクササイズ)

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