「癒着の医学」研究室
株式会社GLAB設立趣意
日本の医療環境は先進国の中では決して恵まれているとは言えません。医療従事者は社会のニーズに応えるべく、低賃金にも関わらず、長時間労働と一瞬たりとも気の抜けない緊張に耐えています。しかし、その献身的な努力にも限界があります。その結果は、近年の医療現場の疲弊に象徴的に表れています。
インターネットの発達と世界からの発信される最新の研究成果の増加によって、医療従事者は常に最新の知識(科学的根拠)に基づく医療の実践(EBM)が求められています。世界は各種の勉強会や研修会を開催するため、事務局運営にボランティアで従事される方も多数おられます。医療従事者にその知識を得るための環境や時間、そして経済的支援は十分に与えられてはおりません。
つまり意欲の高い医療従事者には、臨床では真剣に患者様と向き合い、寝る時間を削って勉強し、私費を投じて情報を得ることが強いられているのです。
弊社の事業は、臨床現場で働く医療従事者が必要とする医学情報の循環や医療現場の活性化を促進することを目的としています。具体的には主に以下のような事業を進めていきます。
○ 健康/医療関連商品の企画/販売
○ セミナー:全国各地におけるセミナーや研修会等の開催支援(事務局代行)
○ プロダクト:医療器具・治療方法・サービスについての調査・研究・臨床現場への推薦・販売促進 ○ ITソリューション:インターネット技術を用いた情報発信支援、各種業務・雑務の効率化支援
「癒着の医学」研究室
「癒着の医学」とは蒲田が取り組む研究課題です。当初は関節の拘縮や変形(マルアライメント)に関して、皮下組織や筋などの様々な組織の癒着(褐藻不全)が生じていることを中心に考えていました。その後、産後ケアに取り組む上で、授乳困難や乳腺炎に関わる血管周囲の癒着、尿もれに関わる膀胱周囲や尿道周囲の癒着、妊娠期の胃腸の不調における腸間膜や胃の周囲の癒着、など様々な組織や期間の癒着が機能障害や身体不調に影響を及ぼすことを経験してきました。さらに、慢性疼痛の原因として、神経や血管の癒着が挙げられ、それを適切にリリースすることによって大幅な改善が得られることもわかってきました。
GLABとしては、「癒着の医学」を発展させることを使命としたReaLine LaBを設置しました。本社オフィスの隣のスペースを借りて、セミナーや勉強会、そして研究のためのオフィススペースを確保しました。今後、ReaLine LaBを拠点として「癒着の医学」の発展のための研究活動を推進したいと考えています。
”Gamada Laboratory”の記事の活用について
当サイトは、「癒着の医学」の発展を促すための研究テーマを発信することを目的としています。このサイトに記載している記事には、エビデンスが確立されていない情報も多数含まれます。しかし、1症例であっても、新たな発見に繋がる可能性のある小さな効果や変化を見逃すことなく、メカニズムを考察することによって、新たな医学的研究テーマが生まれてくると確信しています。
当サイトの記事を読んで、新たな研究テーマを思いついた方は、ご自由に研究を進めてください。協力を求められれば、喜んで協力させていただきますし、当方とは関係を持たず独自に研究されることも歓迎します。当方として守りたい権利は記事として公開する前に特許や商標として押さえておりますので、それを侵害しない限りは全く問題ありません。
医療機関、研究機関、企業の方へ
ここに記載されている情報を元に、様々な研究や商品開発を進めていただくことを希望しています。蒲田の技術や経験を必要とされる場合は喜んで協力させていただきます。コラボレーション可能な案件がありましたら、まずはご一報ください(info@realine.info)。
訪問者の方へ
当サイトを見て、「癒着の医学」研究室の取り組みに関心を持たれた場合、またご自身の不調に関して相談されたい場合は、以下をご覧ください。
・セラピスト向けのセミナーについてはこちらのセミナースケジュールをご覧ください。
・リアライン商品について詳しく知りたい方はこちらの商品ページをご覧ください。
・個人的な症状に関して、蒲田和芳へのご相談(メール)、評価(対面)もしくはファシアケアをご要望の方は、こちらのフォームにご記入ください。
・女性理学療法士による「リアライン産後ケア」をご希望の方は、こちらのページをご参照ください。
・当サイトの記事に関するご質問やご要望はこちらのページのフォームからお送りください。